一平日記

ラノベの創作日記や、読書感想文などを書いています。

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ヘヴィオブジェクトの読書感想

最近、アニメ化が決定したことで、本作品を手に取りました。 あの人気作「とある」の作者の2シリーズ目ということで、「とある」的なものを期待したら、予想に反して、SF寄りの内容でした。ヒロインの造形に作者らしさを感じたのですが、登場機会が少なかったのが不満です。

もう一つ感じたのは、ラノベとSFが親和しにくい、という点です。SFはアニメとは、わりと親和するんですが、なぜラノベとは、と考えてしまうところです。

で、考えてみました。 実写映画は、ファンタジーと親和しない、というのは分かります。実写で魔法的なものを出されると、違和感があるからです。アニメも、その「実写的束縛=リアリティを強制される」の影響がもちろんあります。小説は、その点自由と言えます。

小説は、そのイメージしにくさが長所にも短所にもなります。イメージしにくさを払拭するために、ラノベには色んな技法があり、そのラノベ的な技法がSFと親和しないのではないか。 という仮説が思い浮かびました。

小説家になろうの傾向と対策?

最近のライトノベル界隈は、電撃文庫やGA文庫などの既存レーベルと、小説家になろうを中心としたweb発のコンテンツという大きな勢力図が出来ているように見受けられます。もちろん、きれいに分離されているわけではなく「ソードアート」や「魔法科高校の劣等生」のように、web発のコンテンツが電撃文庫の看板作品になる、といったクロスオーバーな現象もしばしば発生しています。

といっても、既存レーベルのライトノベルと小説家になろうのweb小説には、対象年齢的に違いがあります。具体的には、前者が中高生中心で、後者は、それよりも若干高めのようです。そして、小説家になろうは、人気作の大多数が「異世界」「転生」といった要素を含んでいます。

で、本題ですが、「小説家になろう」の(書き手にとっての)傾向と対策としては、対象年齢がやや高めで、「異世界」「転生」といった流行の要素を含んだものを書く、ということになるかと思います。もちろん、そのような作品は大量にあるので、そこで頭角をあらわすには、どうすればよいか、となります。

そのためには、なぜ「異世界」や「転生」が人気なのか、ということを分析する必要があると思います。「小説家になろう」というサイトが、読者の需要に応えることができている、大きな理由があるはずです。個人的な解釈では、優越感をくすぐることができる、というのがその答えではないか、と思います。あるいは、マズローの欲求5段階説で言えば、「尊厳欲求(承認欲求)」に応えている、ということがいえるかもしれません。エンタメ小説の面白さ、というのは、そこらへんに答えがあるようにも思います。

さくら荘のペットな彼女の読書感想

電撃文庫の「さくら荘のペットな彼女」は5年前の作品ですが、未読だったので読んでみました。2,3年前にはアニメ化されて人気を博しました。「ハチクロ」っぽい感じの作品です。

なぜいまさら読んだかと言うと、ノベルジム大賞向けにワナビノベルを書いたためです。「さくら荘のペットな彼女」も、ある意味「ワナビノベル」といえます。しかも、異能や魔法は登場しない学園ラブコメものです。

自分の書いたものと、ジャンル的にいくつか共通点があるので、彼我の差を見てみるのに適しているかも、というわけです。

実際読んでみて、やはり様々な点で差を感じました。まあ、天下の電撃文庫ですし、それは当然といえば当然なのですが、色々と参考にもなりました。キャラの造形はもちろんのこと、下ネタはかなり露骨にやってもOKのようだ、とか、日常エピソードをじっくり描くのも重要だ、とか、3人目のヒロインはどうしても印象が弱くなるなぁ、とかとか。1巻だけを読んだ感想ですが。

ともかく読後感はタイトルどおりで、かなり楽しんで読めました。

選ぶ、ということ

作家修行中の人にとって、作家を目指すという選択は正しいのか、という疑念がつきまとったりするかもしれません。そうでない人もいるでしょうが。

かくいう自分も、疑念を持つ類なのですが、一方で、作家を目指す以外にないんじゃないか、という考えもあります。「詩人になりたい、でなければ何者にもなりたくない」というヘッセの言葉に共感してしまうタイプでもあります。

でも、「自分には、~しかない」という考え方は、いっこうに結果が伴わない状況だと、境遇に対する不平不満につながりやすいという気がして来ました。それを打破するには、自分は作家を目指す道を選んだ、という自覚が必要なんじゃないか、と思います。実際、自分はどこかでその道をいくつかの選択肢から選んだのでしょう。

ロジカルに正解を求める、というやり方も、「自分には、~しかない」という考え方と同じような危うさを持っているように思います。「正しい理念を選び、そこから目標を設定し、最もふさわしい仕事を定め、そのための適切なルートを見つける」と書けば、理想的な人生論になるかもしれませんが、見かたをかえれば、単に一本道を進んだだけ、裏を返せば、「自分には、~しかない」というのと同義だといえます。

「選ぶ」というのは、正解が分からない状況で、右か左かを決断することだとするなら、「正解を選ぶ」という言い方はできなくなります。結局、1秒先も分からないようなしょうもない知性を頼りに、日々あれかこれかと選んでいくほうがいいんじゃないか、と思います。

4コマラノベを読んでみた

4コマラノベというものがあるらしいのでさっそく読んでみました。4コマというより、4ページでしょうか。もちろん、エピソードは単体で独立しているわけではなく、積み重ねの中にストーリーがあります。

「GJ部」は、1エピソード4ページ分(2000文字弱?)。
「8番目のカフェテリアガール」は、1エピソード2ページ(1000文字弱?)。
「ラノベ部」は、8~20ページくらい(3000~8000文字程度?)。


実際によんだ感覚としては、1エピソード2ページや4ページだと、やや細切れ感があるように思いました。自分の読書ペースからすると、「ラノベ部」くらいが読みやすかったように思います。

ラノベ部の読書感想

「ラノベ部」は、「はがない」の作者・平坂読氏の古い作品です。オタクサークルものの参考として読んでみました。

天然だけど突込みがするどい主人公・物部文香と、長門みたいにクールだけどどっちかというと突っ込まれ役な藤倉暦をはじめとする軽小説部、通称「ラノベ部」の部員たちのかけあいが楽しめました。

1巻を読んだだけですが、敵対勢力がいるわけでもなく、ラブロマンスがあるわけでもなく、しかも主人公が高校一年女子という、ラノベのセオリーから逸脱しまくっているような気がするのですが、それでも途中でだれることなく一気に読めてしまいます。作者の力量を感じさせられました。

ラノベ好きな方には、かなりおすすめだと思います。

当面の活動予定

次なる公募先は、オーバーラップ文庫の第1ターン(2015年8月31日締め切り)を考えています。 オーバーラップ文庫は、ISを出しているレーベルです。

選んだ理由

ここを選んだのは、「営利目的ではない個人のWEBサイトや同人誌等での作品掲載は未発表として応募を受け付けます・・・WEB小説投稿サイト等に連載している作品を応募いただく場合、その作品をWEB上から削除する必要はございません。」という規定です(参考URL)。

WEB上から削除する必要はない、全作品にコメントが評価シートがもらえる、とのことなので、ここに2つ出そうか考えています。

同日締め切りのファンタジア大賞にも出そうかと考えましたが、ファンタジー中心レーベルなので、ファンタジーが得意な方向けかと思います。

内容

内容は次の二つ。
異世界もの・・・流行ものにチャレンジ。
日常学園もの・・・前から書きたかったオタサーもの。

WEB小説投稿サイトで連載しつつ、応募するというスタンスでやってみます。というのも、独りよがりなものを書いているんじゃないかっていう不安が常々あるためです。
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